ニキビ治療中は洗顔にも気をつける必要があります。
きちんとした洗顔は余分な古い角質を落とし、新たなニキビができないようにする効果もあります。
ニキビ対策としては殺菌力のある石けんなどを使うことも大事ですが、洗い方にも気を配る必要があります。
ニキビは油分が原因だと思っている方が多いと思います。
ですが、乾燥が原因で出来るにきびもあるのです。
顔の油分を取りすぎたことで、皮膚が油分を過剰に分泌してしまい、にきびとなる場合があります。
ですから、ニキビが出来たからと、強すぎる洗顔や、落としすぎる洗顔も逆効果なのです。
ぬるま湯で顔をまず下洗いし、あわ立てた石けんを肌に優しくのせます。
塗ったりこすったりというより、泡を肌に乗せるような感覚で洗うのが良いでしょう。
こすってしまうと、肌の表面を傷つけるだけでなく、適切な油分までも取り去ってしまうのです。
洗顔で気をつけなければならないことは摩擦です。
洗顔による摩擦はニキビだけでなく、シワやしみの原因にもなります。
摩擦によって肌が乾燥し、センシティブになっているからです。
そこに刺激が加わると、しみやシワ、ニキビとなってしまうのです。
あとは顔に石けんの成分が残らないようにきれいに洗い流します。ここでもニキビを潰してしまわないように、優しく丁寧に洗い流しましょう。
タオルで顔を拭くときもこすらず、柔らかく叩くように水分をふき取ります。
水分が残っているのも新たなニキビの原因となりかねないので、丁寧にふき取りましょう。
また、肌に水分を残したままにすると乾燥の原因にもなります。
水分が自然に蒸発する際に必要な水分まで蒸発させてしまうのです。
ですから、水分はきっちりと拭き取る。
その上でスキンケアをしましょう。
意外に無防備なのが手です。
手には様々な雑菌がついているので、顔を洗う前に手もきちんと洗うことがニキビ 治療ケアでも重要なポイントです。
にきび治療に効果的な化粧水
にきび治療に効果的な化粧水を選ぶためには、含まれている成分に注目しなければなりません。
にきびが発生している状態は、肌が炎症を引き起こしている状態です。
そのためこの炎症を抑えるために必要な成分を肌に塗り込むことが大切になります。
肌の炎症に対して有効なのは、ビタミンCです。
ビタミンCには抗炎症作用と皮膚の保護の働きがあります。
そのためにきび治療を行う場合には、この成分が含まれている物を選びましょう。
またアミノ酸が含まれている化粧水も有効です。
アミノ酸は肌の細胞の減量になるために、不足してしまうと新しい肌を作り上げることができなくなります。
そのためにきび治療においては、アミノ酸により新陳代謝を促進させることが大切になるのです。
栄養は食事で摂ることも有効です。
にきび治療は外的な治療ももちろん必要ですが、食事療法も効果があるのです。
両方を並行して行うことで、より改善がみられるでしょう。
食事で改善することで、肌の環境自体も根本から改善することができるのです。
一度見直してみると良いでしょう。